health care

様々な治療方法

病気の特徴

health check

骨の成長は、新しい骨が作られる造骨と古い骨が壊される破骨のバランスで成り立っています。20代までは造骨が破骨より勝っていますが、30代を越えると破骨の方が進み骨密度が減ってきます。この速さは栄養を十分に摂っているか、適度な運動をおこなっているかなどによって変わります。 骨粗鬆症は、骨の密度が異常に減って孔があいた状態になる病気です。女性ホルモンのエストロゲン減少は骨が失われることにつながるため、更年期以降の女性に多い病気です。骨粗鬆症が進んでいる間の症状としては前屈姿勢以外は無いのが普通で、転んで背骨・腰や股関節の骨折を起こして初めて気づくことが多い特徴があります。家族でなりやすい体質があることも知られています。診断は低線量のX線による骨密度の判定によりおこなわれます。

治療法の種類

骨粗鬆症が進行していても、更なる骨の喪失と転倒による骨折を予防するために治療が必要です。カルシウムとビタミンDが豊富でバランスのとれた食事は骨密度を増やします。転倒を防ぐための緩やかな運動や筋力トレーニングも大切です。 骨粗鬆症の薬としては、骨の損失を遅らせ骨折の危険を減らすビスフォスホネート製剤の飲み薬があり静脈注射による治療もおこなわれます。閉経後の更年期障害を持つ女性に対しては、エストロゲンやエストロゲンと類似の働きをする塩酸ラロキシフェンも骨密度を維持し骨折を防ぐための治療に用いられます。 破骨細胞の働きを高める因子の作用を抑える抗体であるデノスマブや、重い骨粗鬆症に対する治療として新たな骨の形成を刺激する副甲状腺ホルモンと似た作用を持つテリパラチドも使われます。